「元うつ病休職者」の副業がしたくてたまらなくなるブログ

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【社長の名前が出てこない】若年性アルツハイマーもうつ病の症状

若年性アルツハイマーかと疑った話

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こんにちは。あきばです 。

 

前回に引き続き今回の記事は、仕事の激務とプレッシャーに伴うストレスにより、仕事に支障が出始め、生まれて初めての心療内科へ行ったことを振り返ってみたいと思います。

 

>>>前回の記事です。

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仕事にとにかく行きたくない毎日

連日の不安や心配事が原因の不眠症により、朝起きることが辛く、仕事に行くことが本当に嫌で仕方ありませんでした。

 

実際は夜中に目が覚めてから、ずっと寝付けず、起きているのですが、仕事に行くことを考えたくなくて、ギリギリの時間までベットから出ることができないのです。

 

吐き気がして朝食を食べる食欲も湧かず、リポビタンDだけ飲んでから出社するようになりました。

 

足取りは重く、会社に着くのが憂鬱でで、なるべく遠回りし、極力誰にも合わないように人気のない道を歩んで通いました。

 

妻と一緒に通って居ましたが心配をかけたくなくて、「朝早く行っても給料なんて出ないからみんな社畜だね。もう仕事も慣れたしギリギリに出社すれば楽勝なんだわ」とあえて強がっていましたが、口数も少なく、表情も暗く、今思えば全く隠せきれていませんでした。

 

簡単なこと以外手につかない

朝礼ギリギリの時間に到着し、PCを開いてメールをチェックをして1日のスケジュールを確認します。

 

本来は優先順位をつけて、優先順位の高い「重要で至急の案件」から処理しなければならないことは分かっているものの、何かと理由をつけて手が止まってしまい途中で放棄してしまいます。

 

その結果、優先順位の低い「重要でも至急でもなく簡単な案件」ばかりを処理してしまい、優先順位の高い仕事を全て後回しにしてしまうことが増えました。

 

いずれは自分が処理しなければならないのですが、苦手な部署(人)へ確認や依頼、交渉する案件やメールの意図が理解できず相談しなければならないような案件等、人とコミュニケーションを取らなければならないような仕事から現実逃避してしまうのです。

 

人とのコミュニケーションを回避

この頃から人との接触に相当のストレスを感じていました。

 

対面や電話ですぐに完了できるようなことも、接触をさけるためにメールで済ませようとするため、非効率で何倍も時間がかかってしまいます。

 

その日のうちに着手せず「明日こそ必ずやろう。」となり、翌日には「明日こそ必ずやろう。(2度目)」結局前日ギリギリになり、催促がきてようやく行動に移すようになります。

 

嫌な仕事ばかりを避け先延ばしにすることで、毎日が催促の嵐となり、未処理のタスクが日々増え続けて行き、気がつけば自分が何をすればいいのか全く分からない状況に陥ってしまいました。

 

ミスと失敗の嵐。若年性アルツハイマーかも・・

未処理の案件を多数抱え、時間に追われ、常に不安や焦りで頭の中がザワザワして落ち着かない状態が続きました。

 

今まで当たり前にこなせていたような簡単なルーチン業務ですら、ミスや失敗が目立つようになりました。

 

会議用の資料の抜け漏れや、メールの宛先が漏れてしまっていたり、会議室の予約を取り忘れる、引き継ぎができていない等どれも新入社員がやりそうなミスばかりでした。

 

名刺や携帯電話を忘れて外出したり、物の置き場所やファイルや資料の格納先が分からなくなり、何をするにも余計に無駄な時間が増えました。

 

日常生活でも、クレジットカードの引き落としの日に口座へお金を入れておくのを忘れて引き落としがかからないかったり、洗濯を回して干すのを忘れたり、家の鍵をかけ忘れたり、冷凍庫の引き出しを開けて放置して全て腐らせたり、バスや新幹線の予約の日を間違えたり等々・・・それはもう悲惨でした。

 

それらの原因はきっと不眠による睡眠不足だと思い込み「ドリエル」という睡眠改善薬を試したりしましたが全くもって改善はされませんでした。

 

悪化する症状と人間関係

症状は日に日に悪化して行きました。

 

例えば上司から「●●の案件って今どうなってるんだ?」と聞かれても、何の案件の事なのかがさっぱり分かりません

 

上司が求めている質問の意図が分からず「●●ですね。確認しておきます。」と曖昧な返事を返し、頭の中はパニックになりながらも、過去のメールを全力で探したところ、思いっきり自分が噛んでいた案件だったりしました。

 

それ以外にも、前日の会議できまったことすら資料を見ないと思い出せなかったり、自分が発言したことすらも記憶に留めておくのが困難になっていきました。

 

「何のことでしたか?」と聞くことができず、適当に話を合わせてごまかしたり、すり替えたりしてどうにかその場しのぎでやりくりすることが増えました。

 

何よりも焦ったのは、何度も話したことがあるはずの取引先の役員や幹部の方の名前出てこなかった時でした。

(名刺をこっそり確認して難を逃れましたが・・)

 

それだけでなく、とっさに適切な言葉が出ず発言に詰まったり、メールを読んでいても途中で集中力が切れて全くに頭に入らず理解出来ない、会議や人の会話についていけず相手を怒らせてしまう等、思考能力や判断能力の低下も大きく感じました。

 

これはもう単なる睡眠不足ではなく、記憶障害やアルツハイマーなのではないか・・と疑い、ネットで若年性アルツハイマーについて調べると以下のような症状があり、全てが今の自分と症状完全全てが一致しており、絶望しました。

 

若年性アルツハイマ病の症状について 

日常生活に支障をきたすほど記憶力が落ちる
計画や問題解決ができなくなる
慣れた作業も普段どおり行えない
時間や場所などがわからなくなり混乱する
視覚による判断、空間認識ができなくなる
話すことや書くことがうまくできなくなる
物を置き忘れ、そのことを思い出せない
判断力が低下する
仕事や社交の場・趣味を避けるようになる
気分や人格に変化が生じる

※参考文献(英語):Alzheimer’s association : KNOW the 10 SIGNS[pdf]

第39回 若年性アルツハイマー病の診断 | 認知症ねっと

 

将来への不安と罪悪感

1ヶ月前に結婚したばかりの32歳の自分です。

 

この先自分はどうなってしまうのだろうか。

 

今後、今の仕事を続けることはできないのではないか。

 

自分ができる仕事なんて世の中にはないのではないだろうか。

 

この事実を知った時、妻や家族はどう思うだろうか。

 

このまま生活していくことはできるのだろうか。

 

「将来への不安」や「妻への申し訳なさ」「自分の不甲斐なさ」に打ちひしがれて、生まれて初めて「死にたい」とすらも思いました。

 

会社を辞めて今すぐ逃げ出したい自分と、将来への不安が葛藤し、結局は誰にも打ち明けることもできず、一人で悩み抱え込みました。

 

ただでさえ満足に仕事がこなせていない中、私は周りが呆れるようなミスや失敗で迷惑をかけては責められ、やることなすこと全て裏目に出てしまい、コミュニケーションも減り職場では更に周囲との溝が深まる一方でした。

 

大型プロジェクトの一任

そんな状況の中、大手クライアントが新商品のリリースに伴い、大型のプロジェクトを一任されることになりました。

 

私よりも何倍も仕事ができる社員はいくらでもいるのですが、「総合職」と「係長」という役職者の肩書きがある以上、私が責任者として現場や部下へ指示を出さなければならないのです。

 

今回のプロジェクトでの社内調整は、今まで以上に難しく困難で、規模も大きく、どう進めてよいのか検討もつかないような案件でした。

 

自分自身が商品概要が全く理解ができない中での、社内全体への説明、スケジュールや委託先への調整、クライアントとの交渉、取りまとめを従来の業務を行いながらしなければなりませんでした。

 

スケジュール的にもとてもタイトで実現するためには、各部門人手が少ない中、相当無理をしてもらわなければなりません。

 

とにかく大至急全体へ周知する必要があったため、できる限り把握している状況、現在手元にある資料やメールのやりとり等を添付して、各部門の責任者や担当者へメールで投げたところ、現場を大炎上させてしましました。

 

現場責任者から抗議や苦情の電話が鳴り止まず、個人攻撃とすら思えないような辛辣なメールで溢れかえりました。

 

「休日出勤でもしろってことですか?現場の負担をよく理解してください」

「このスケジュールでは不可です。取引先へ交渉するのが●●(私)の仕事でしょう」

「●●(私)になってから本当に現場がまわっていませんよ。」

「いつも一方的な依頼ばかりで、どれだけ振り回してるかわかってますか」

「資料(メール)の意味が全くわかりません。一から直接説明しにきてください。」

 

上手く説明ができず、相手が何を質問しているのかも理解できず、ただひたすら謝り続けました。

 

 ついに精神的に限界を迎える 

心身ともに磨耗し、もうこれ以上無理だと悟りました。

 

これまで何度も自分が「若年性アルツハイマー」「精神疾患」なのではないかと疑っていましたが、認めたくない気持ちと、現実に直面する勇気が出ず心療内科や精神科へ行こうとは思いませんでしたが、ようやく諦めに変わりました。

 

この状況を続けれても悪い方向へいくばかりでしたし、何よりも「救い」欲しかったのかもしれません。そんな弱っている時に宗教等にはまってしまうんだろうなと思いました。

 

仕事が終わり、夜間でも診察を受けられる心療内科を調べて、保険証も持たず心療内科へ向かいました。

 

全て結果論ですが、もっと早くに病院へ行って現実と向き合うべきだったと今では思います。ネットを使えば何でも調べれらますが、ネガティブな情報や偏った意見も多く、無用な心配や不安を増長させてしまう事にも繋がります。

 

特に精神的にネガティブな状況のため、悪い情報にばかりが目に入ります。

 

世間体を気にして「精神科」「心療内科」へ行く事を躊躇している間に、症状は悪化する一方です。このブログの目的の一つとして、同じように悩んでいる方々へ少しでも参考にてもらい、背中を押すきっかけになることができればと願っています。

 

そして2018年12月19日現在休職しながら、机に向かいブログを書いていますが、時期に復職を考えられる程度まで回復しています。

 

次回は心療内科での診断と家族や会社へ打ち明けたことを書きたいと思います。

 

長文でしたが、お読みいただきありがとうございました。

 

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