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【保存版】フリーランスVS会社員どっちが正解?【徹底比較検証】

こんにちは。あきばです。

 

ここ最近会社を脱サラして「フリーランス」になることこそが美徳とされ「会社員は社畜」で幸せにはなれないという主張ばかりが目につきませんか?

 

ブログ、ユーチューブ、ツイッターといった個人をコンテンツ化することで収益を得ることができるビジネスモデルが増えたことも背景の一つであると思います。

 

また一流の大学を出て、大手企業に就職したとしてもリストラや倒産といったリスクもあり、必ずしも会社員が「安定」とも言い切れず、会社に依存せず個人でもお金を稼ぐスキルや知識をつけなければならない時代になりつつあります。

 

しかしだからといって「社畜は今すぎにやめるべき。フリーランス最高!」と考えるのは安直すぎるように感じます。

 

何にも縛られることなく、好きな場所で、好きな時間に、好きなことをして会社員以上の収入を稼ぐことができるというのはとても魅力的ですよね。

 

私自身ストレスに耐えられずうつ病になり休職した時には、フリーランスになることを夢見たこともありました。

 

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前置きが長くなってしまいましたが、現在会社員とフリーランスの二足のわらじで働く私的な目線でフリーランスと会社員のメリット、デメリットについて話したいと思います。

 

会社員とフリーランスどっちも偉いし正解はない

まず大前提として、フリーランス、会社員どちらの生き方をしたとしても、幸せになれるかどうかは個人の価値観次第だと思います。

 

故にどちらが偉くて、正解とかの議論はそもそも論外です。

 

長時間会社に拘束され、理不尽なクライアントや人間関係でのストレス。

年齢とともに責任やプレッシャーだけが大きくなる一方昇給はほとんどなし。

そんな働き方しか知らない会社員がフリーランスに憧れる気持ちは分かりみが深いです。

 

しかしだからといって会社員を辞めてフリーランスになれば「幸せ」になれるかと言うと限りなくNOでしょう。

「隣の芝は青くみえる」ではないですが、フリーランスにはフリーランスなりの悩み、ストレス、デメリットが存在します。

 

「楽したい」「お金を稼ぎたい」「自由になりたい」という安易な気持ちだけで行動すると大火傷は必須です。特にストレスで精神的に病み、疲れている時には、正常な判断を下せない可能性が高いでしょう。

 

まずは両者のメリット、デメリットを事前に理解して、自分にとって後悔のない選択をするようにしましょう。

  

フリーランスのメリット・デメリット

そもそもフリーランスとは?

特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。日本では『自由業』『自由職業』[1]『フリーランス』と呼ばれる。請け負った業務を実際に遂行する本人はフリーランサー、フリーエージェントと呼ばれる。引用:フリーランス - Wikipedia

 

つまり、会社や企業に属さず個人のスキルや能力を使ってお金を稼ぎ生計を立てている人たちのことですね。

例えば企業の依頼で記事を執筆するライターであったり、イラストや動画等の編集を行うクリエイターデザイナー

もちろんブログで広告収入を得るブロガー(アフィリエイター)や私のようなネット物販や実店舗で販売する小売業など様々です。

 

日本では1000万人以上のフリーランス(副業含む)がいるとも言われており、国内労働人口の6分の1を占めているそうです。

 

フリーランス3つのメリット

フリーランスメリット

自由な働き方ができる

上記は厚生労働省が開示している「フリーランス白書2018」のデータですが、一番多い理由は「働く時間/場所を自由にするため」です。

当たり前の結果ですが、自分が好きな仕事を選ぶことができ、毎朝の満員電車に揺られることもなく、好きな時間に仕事ができる環境は憧れますね。

PCを持って好きなカフェで仕事をするノマドワーカーは特に人気です。

 

自分のスキル次第では年収が増加

会社員の場合(営業会社やフルコミッションを除く)はどれだけ頑張って身を粉にして働き、実績をあげてもほとんど還元されず、毎月決められた額面の給料しか支給されません。

しかしフリーランスの場合は自分の実績や労力は全て還元されるのでスキルによっては会社員以上の収入を得ることができます。

成功者は一握りですが、年収も青天井なので会社員では絶対到達することができない年収1億円以上稼いでいる人も存在します。

 

税金面での優遇

フリーランスの場合は事業での出費を「経費」として収入から差し引きして所得を申告することができるため会社員に比べ税金面では非常に有利です。

 

会社員の場合も給料所得控除額が一定額ありますが、1000万超の場合でも上限220万の控除しかなく、それ以外でも医療費、生命保険などの控除がありますがどれも微額です。

会社員

参考:No.1410 給与所得控除|国税庁

事務用品やスーツ、クリーニングは仕事で使うための経費ですが、もちろん控除されることはありません。

 

グレーな発想かもしれませんが、プライベートとビジネスの境界が曖昧なフリーランスな場合は、なるべく全て経費で計上し所得を少なく申告することで税金逃れできてしまいます。

 

フリーランス3つのデメリット

フリーランス

収入的な安定と将来性の不安

フリーランスの6割以上が収入面の不安定さを挙げていることが分かります。

経済的に豊かになるはずが、独立することで逆に不安定になったり、将来に不安が強くると元も子もありませんよね。

 常に社会のトレンドや動向を読み、自分のビジネスの形も変えていかなければなりません。

 

絶賛注目されているユーチューバー、インフルエンサー、10年後に生き残っているのは何%くらいなんでしょうか?とても気になりますね。

今稼げていたとしても、長期的に稼ぎ続けていくことは思っている以上に困難でしょう。

 

まだまだ失敗が許される20代なら、リスクをかけて挑戦する価値もあるかもしれませんが、30代を超えているのであれば、10年後、20年後の姿を明確に考えて慎重に動いた方が良いと思います。

 

体をこわせば無収入

まさにフリーランスは体が資本となり、会社員に比べリスクが高まります。

入院でもしたものならば、収入は一気に途絶えてしまいます。

フリーランスの場合は事業主になるため、労働法はもちろん適用されず「一人ブラック企業」化する可能性もあります。

故に会社員のような「休職制度」「労災保険」「傷病手当金」なんて生暖かい制度は一切ありません。

 

収入も体調管理もリスクも全てが「自己責任」という一言で完結されます。

  

社会的信用が低下

住宅ローンを組めなくなる、クレジットカードを作りにくくなるなど、会社員に比べて社会的な信用は低下します。

 

例えばどれだけ手元に現金があったとしても、ワンルームの賃貸マンション契約すらできないケースもあります。

 

法人化したり、継続的に事業で成功を収めればその差は埋まるかもしれませんが、信用面においては会社員に勝ることはないと思います。

 

会社員のメリット・デメリット

非正規雇用

引用:非正規雇用の割合は37.3%と高水準 : 定年後も働く高齢者が増加 | nippon.com

会社員の定義ですが今回は「正規雇用」の正社員・従業員を前提に検証していきたいと思います。

 

会社員の3つのメリット

安定した所得と福利厚生

「今の収入に満足している」と心から言える人はあまりいないとは思いますが、それでもとりあえず生きていくことができる収入を確保できるのは一番の強みです。

「今月実績悪かったから給料無しね!」ということはありえません。

 

自分の働きや労力が給料に釣り合っているのかはさておき、良くも悪くも食いっぱぐれる可能性は低いです。

 

また福利厚生が手厚い会社であれば、家賃の一部が支給してくれたり、法人契約スポーツジムや宿泊施設、レジャースポットが優遇料金で使用することができる場合もあります。

 

また厚生年金の年金制度や退職金といった老後の生活も多少は保証されています。

 

法律に守られている

遵守されているかは別として、労働者は様々な法律によって守られています。

例えば労働基準法。

 

労働時間は週40時間、1日8時間までとしたり、簡単に解雇できないように細かい条件を設けたりなど弱い労働者を守るために定められている法律です。

 

またうつ病等で働くことが困難になった場合には健康保険法等を根拠に、最大1年6ヶ月間給料の約2/3相当傷病手当金として支給されます。

 

社会的信用が高い

社会的信用はフリーランスになった後から気づくことが多いようです。

 

私も中堅の会社員ですが、まずクレジットカードの審査が否決されることはなく(遅延があれば別ですが)、プラチナカード等のステータスのあるクレジットカードを複数枚保有しており、与信枠は総額で1000万以上あります。

(絶対使うことはありませんが勝手にどんどんん上がっていきます)

クレジットカード

 

賃貸マンションでも保証人をつけずにマンションを借りることできたり、住宅ローンを組んで一国一城の主人になることも可能でしょう。

 

既婚者には関係ないかもしれませんが、結婚でも会社員の方が圧倒的に有利です。

一部の大成功している場合を除けば、フリーランスや自営業の方が良いという異性はかなりレアケースだと思いますので、シンプルに会社員や公務員の方がモテます。

 

会社員3つのデメリット

会社に拘束される

会社で定年まで働く=人生の大半を会社で過ごすことになります。

毎日朝早く起き、朝から夜遅くまで働き、時には0時を過ぎていたり、終電を乗り過ごし会社で寝泊まりしなければならないような会社もあるでしょう。

 

立場が偉くなればなるほど、休日関係なく社用携帯にはクライアントや上司からトラブルの連絡や対応に追われることもあり、気が休まる暇もないかもしれません。

自分の意見が通らず理不尽な思いを抱えてストレスで心が磨耗してしまうこともあります。

 

そんな会社員だからこそ、フリーランスのような働き方に強く憧れてしまうんですよね。

 

収入に対する不満

会社員

会社員もフリーランス同様に収入に不満を持ちます。

実績や評価が収入に反映しにくく、毎年の昇給も微々たる金額。

会社した入社した瞬間に、おおよその生涯年収が決まります。

生涯年収に合わせて、住宅購入、結婚、子育て、老後といったそれぞれのライフプランを設計するわけですが、経済的な理由により満足いく選択をすることができないことがほとんどです。

 

「本当は広い家に住みたいけど狭い家で我慢」

「本当は海外旅行に行きたいけど国内旅行で我慢」

「本当は私立高校に通わせたいけど公立高校で我慢」

 

安定の代償としてあらゆる選択を経済的理由によって我慢しなければならないことは会社員としての大きなデメリットだと思います。

 

リストラや倒産リスク

会社員は基本的に安定しますが、自身の意思には関わらずリストラや倒産によって収入が途絶える可能性も0ではありません。

 

大手企業といえど不祥事を起こすリスクや、AIによる人員削減は個人がコントロールできる問題ではありません。

 

また会社内でどれだけ偉くなったところで、個人で稼げるスキルがなければ路頭に迷うのは目に見えてます。会社へ依存し過ぎないよう個人でも稼ぐスキルを持つ必要があります。

 

副業という3つ目の選択肢

私自身は「会社を辞めてフリーランスとしてやっていこう」と強く決意したことがあります。

 

休職中に物販の世界にのめり込み、わずか3ヶ月目に毎月の給料を超えることができ、会社員を辞めたとしても生活はやっていける収入を手にしたからです。

 

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それ以外にもMNPなどでも、わずか1日で今の会社のボーナスと変わらないくらいの利益を出すことができたり、探せばいくらでも金儲けの方法は転がっていることを知りました。

ではなぜフリーランスにならないかというと「今が十分に幸せだから」です。

そして「副業こそが幸せの源泉」になっています。

 

副業を知り、経済的な悩みが少なくなるだけで、一気に生きやすくなりました。

 

収入が増えたことで、3LDKの家に引越したり、ビジネスクラスで海外旅行に行ったりする程度のことは無理なくできます。

 

 

会社で出世することへの関心が薄くなったことで、必要以上に頑張りすぎることがなくなり、嫌なことは嫌だと断ることができます。

上司や取引先に媚びを売ることも、飲み会への参加をすることも一切なくなりました。

 

ストレスはもちろんありますが、もし本気で無理なら会社を辞めても生きて行けると思うことができるので、精神的にとても楽に働けています。

 

副業が当たり前の時代

2018年働き方改革の一環で、厚生労働省が定める「モデル就業規則」について、副業を認める内容に改正されました。

 

つまり今後「副業OK」とする会社が確実に増えてきます。私の勤務先ももちろん容認されています。

むしろ副業をしない方がリスクとされる時代がきているのかもしれません。

 

「会社員+副業」は個人的に最強の選択肢だと思っています。

 

フリーランスのように好きな時間や場所で自由な働き方はまだできませんが、ある程度資産を作ってからセミリタイアしてしまえば問題ありません。

 

長期的な視点にはなりますが、一生生活することができる資産さえ作ることができれば、あとは好きなように生きればいいんです。

 

やりたいことがあるなら利益度返しでもそのときにやれば良いと思っています。

 

早期に資産を作るためには、今の会社員をやりながら副業をする今のスタイルが一番です。ぶっとんだ目標かもしれませんが、10年で2億円貯金を貯めることが今の私の目標です。

 

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会社員、フリーランスの良いとこ取りの副業こそが、今の時代を生き抜く最強のスキルです。そろそろ副業始めてみませんか?

 

参考:フリーランス白書2018