【休職編②】うつ病と診断された事を妻へ打ち明けた結果
うつ病と診断された事を妻へ打ち明けた話
こんにちは。あきばです 。
前回に引き続き今回の記事は、心療内科でうつ病と診断され、妻へ打ち明けたことついて書いていきたいと思います。
↓前回の記事です。
結婚1ヶ月後にうつ病になった私
心療内科で「抑うつ状態」と診断された私の足取りは重いままでした。家に帰ると妻に打ち明けなければならないからです。休職する以上は妻にも今の状況を伝えて、理解してもらわなければなりません。
まだ入籍して1ヶ月程しか経っておらず、普通なら幸せ新婚生活真っ只中でしょう。
「結婚するんじゃなかった。」
きっと結婚した事を後悔するに違いないはずです。
また元々私の部下として働いていた妻は、仕事をバリバリこなして、常に自信があり、前向きでリーダーシップを発揮している将来を有望視されている私に魅力を感じてくれていました。そんな私が仕事で病んで休職するなんて言えば嫌われてしまうのではないだろうか。
下手すれば結婚詐欺で訴えられてもいいレベルかもしれません。
そんな事ばかり考えながら自宅に帰りました。
家に帰り、いつもと同じように食事の用意をしてくれていました。
私「俺さ、今日病院言ってきたんだけど、うつ病みたい。だからちょっと休職してもいいかな。」
勇気を振り絞り、話を切り出しました。すると妻は大号泣。
妻「なんでもっと早く相談してくれなかったん?!本当はずっと前から会社へ行くのが辛かったんでしょう。●●(私)が無理して辛そうにしているのを見ているのが私は辛かったの。そんなに辛いなら会社辞めて大阪に戻ってもいいんだよ。だからこれ以上無理しないでよ。」
妻は東京にきてから、私がどこか仕事で無理をしていて、思い悩んでいるのではないかということを察していました。しかし私のプレイドを傷つけないように、あえて妻からは触れることはしなかったみたいです。
離婚されるんじゃないか・・とも考えた自分がとても愚かでなんて馬鹿だったんだろうと思いました。
表面上だけでなく、ありのままの私を思ってくれている妻に対して、底知れない感謝の思いが溢れてきて、私も妻の前で初めて涙を見せました。
見栄をはらず等身大の自分いることの大切さ
これまで「弱み」を見せることを「恥ずかしい」と考えていました。
常になんでもできる自分でありたいし、かっこつけていたい。
現実と理想とのギャップをバネにして、乗り越えた先に成長がある、だから無理をしてでも常に意識してポジティブで強気な自分を演じていたのです。
それは時にしてプラスに働くこともありますが、自分のキャパを超えてしまった時、大きな挫折へ変わります。
仕事が上手くいかず努力しても何一つ好転しない辛い状況の中で、本音を隠し無理し続けることでどんどん自分を肯定する事ができなくなりました。
自己否定を繰り返しそれが蓄積された結果「うつ病」となりました。
今更ですがもっと早く打ち明けていれば何か変わっていたのかも知れません。
私は妻の前で「かっこつける」ということを止め、いつも等身大で、ありのままの素の自分でいることを決意しました。そんな事をしなくても、妻はいつだって私を認めて愛してくれているから。
これからどれくらいの期間休職が必要なのか、復職することはできるのか、会社はどのように対応してくれるのか、先々の不安は数えきれないほどありますが、いつも側で支えてくれる家族の存在があるだけで、十分なくらい幸せだと思います。
「うつ病」を打ち明けられた家族の対応
うつ病を家族に打ち明けることは当人からするととても勇気のある行為です。中には打ち明けれず隠し通す人も数多くいるそうです。
しかし会社のストレスによりうつ病になってしまった場合は、家族の病気への理解が絶対的に必要だと感じました。
打ち明けられた家族もきっとショックだと思いますが、あれこれと原因を探そうとせずまずは話を聞いて、全てを肯定してあげてください。
「頑張れ」という励ましは絶対にいけません。そうは見えないかもかもしれませんが、本人は見えている何倍も頑張っています。頑張っているように見えないのはうつ病という病気のせいなのです。特に会社で「もっと頑張れ」と日々叱責され、できない自分を責め続けているのです。家族だけが唯一の味方なのです。
2018年12月20日現在、理解のある妻に支えられ徐々に症状は改善し、以前より深い絆で結ばれたように思います。
長文でしたがお読みいただきありがとうございました。
>>>続きはこちら