「元うつ病休職者」の副業がしたくてたまらなくなるブログ

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【初投稿】うつ病と診断されて考える働くことの意味

「抑うつ状態」です。

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2018年9月10日、東京都内の心療内科で「抑うつ状態」と診断され至急休職し、休養をとるように促されました。

 

「まさか自分が」・・というショックと同時に、ようやく地獄のような辛い毎日から脱出できるという安堵感、またここ最近の自分に起こっていた数々のミスや失敗、症状が病気によるものだということがを知り、先生の前で思わず号泣してしまいました。

 

私自身かなり楽観的で前向きな性格で、メンタルは強い方だと思っていたし、周りからも思われていたと思います。

 

そんな自分だからこそたかだか仕事で精神を病み、休職することになるとは想像もできませんでした。

 

これまで「うつ病」の部下や従業員と関わることも何度もありましたが、病気を盾に仕事を放棄する面倒な人種と思っていた自分を右ストレートで本気で殴りたい。

 

うつ病の症状について

一般的に「うつ病」のイメージというえば「不眠症」「憂鬱」「気分が病的に落ち込む」その程度だと考えていたが、実際の症状は多岐にわたります。

 

今までできていた当たり前のことが、全く手につかなくなることは本当に辛くて、これまでに積み重ねてきた自信や自尊心は木っ端微塵になりました。

 

例えばこの直近1ヶ月の症状は以下のようなものでした。

  • メールや文章が頭に全く入ってこない
  • 人の会話が理解できない。会議では発言できず叱られる。
  • 人ととコミュニケーションをとること自体強いストレスとなる。
  • 何をすべきか全くわからずパニックになる。
  • 適切な指示が現場に出せず炎上させてしまう。
  • 毎朝吐き気やめまいに襲われる。
  • 常に気分が重たく気が晴れない。
  • 夜中に何度も仕事で失敗した夢をみて起きる(不眠症)
  • 簡単な仕事すらこなせない自分を何度も責める。

 

どれも中堅の会社員として致命的なことばかりではないでしょうか。

 

そうした症状が病気によるものだという自覚がなく、周囲にも理解されないことが更なる負のスパイラルに突入します。

 

「何回言ったら理解できるんだ!前にも言っただろう!」

「新卒でもできるような簡単な業務に何時間かかってんだ!」

「なんで会議中ちゃんとお前がしきらないんだよ!」

「私が代わりにやっときますね。早く帰りたいんで・・」

 

上司からは罵声が飛び、後輩からは心底呆れられる毎日でした。

 

「自分はもしかしたら脳に何か障害を持ってたり、若年性アルツハイマーなのではないか?」とすら疑い調べれば調べるほど、ネガティブな気持ちは強まっていくばかりでした。

 

仕事の不出来には自分が一番よくわかっていたし、なんとかこなしたいのに何故こんなに上手くいかないのだろう。

 

生まれて初めての心療内科

そんな中、とある大きなプロジェクトを任されました。

 

大手クライアントが新商品をリリースするにあたり、受託している当社の現場部門全体へ指示出しを行い、業務を調整しなければならなりませんでした。

 

クライアントの要求やニーズは非常にシビアで、実現するためには多くの現場部門へ無茶なお願いしなければなりません。

 

またそのためには各部門の業務を深くまで理解する必要がありましたが、現場経験はほとんどなく統括部門に着任してわずか半年弱に私にはとても荷が重たい業務でした。

 

指示一つ誤れば大炎上必須かつ大手クライアントからの信用失墜です。

 

案の定プロジェクトを進めるに当たって「クライアント」「現場」「上司」ありとあらゆる人から責められ、鬱による症状は日々ひどくなっていきました。

 

「自分は何か病気なのかもしれない・・。これ以上は無理だ。」

 

そう思い向かった先は診療診療内科でした。

 

夜遅くに仕事が終わり、夜間診療している病院を調べ、保険証を持っていないことすら気づかず、雨の中タクシーに乗り込み向かいました。

 

そうでもしなければもう自分がどうにかなりそうでした。

 

今考えればただ話を聞いてもらって「もう休んでいいんだよ」とドクターストップをかけられたかっただけなのかもしれません。

 

これまでの症状と苦しかった思いを全て泣きじゃくりながら吐き出しましました。

 

「症状は全て病気からくるもので、環境の変化が大きかったり、上昇志向が強い人にはよくあることなんですよ。診断書を出しますので会社の上司の方へ相談してまずはゆっくり休養してください。」

 

翌日診断書を会社へ提出し、すんなりとはいかなかったものの無事休職をすることが叶い、12月14日現在療養中です。

 

会社員であることは「安定」なのだろうか? 

今まで私は優秀な会社員として出世することこそが成功であると何一つ疑いもしませんでした。

 

これまで大きな挫折もなく、大抵のことなら乗り越えていける自信もありましたし、自分の高卒という学歴ではありえない程の高待遇で入社した会社です。

 

何があってもしがみついて昇り詰めたい。そう思っていました。

 

この休職によって確実に出世街道から脱線してしまったことは、自分にとってとてもショックではありましたが、逆に久々に立ち止まって自分を振り返ることができたと前向きに考えています。

 

会社員でいる限りはこの先今以上のストレスに晒されて、責任は増すばかり。

 

そして得るものは1000万程度の年収と幾ばくかの退職金。

 

またこちらの意思はなくともリストラに合うリスクや倒産する可能性だって0ではありません。

 

それなら自分の好きなように生きて稼いだ方が、納得した人生を生きれるのではないでしょうか。

 

何をするかもしたいかも具体的にはまだ何も決まっていませんが、会社に雇われない生き方を実践することを心に決意しました。

 

このブログでは今の思いや考えを記録することで自分と対話し、稚拙な文章でありますが、少しでも同じように悩む方々へ参考になればと思いブログを投稿を始めた次第です。

 

 長文でしたがお読みいただきありがとうございました。 

 

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