【悲報】中国輸入ビジネスの高額コンサルへ40万円払った弟の話
こんにちは。あきばです。
電脳せどりが順調で、うつ病によって失っていた自信も少しずつ回復してきたように思います。
さて、私には年が5つ離れた弟がおり、先日久しぶりに兄弟水入らずでご飯を食べていたのですが、中国輸入ビジネスのコンサル契約に40万支払ったと突然の告白に、今年入って一番 の驚きでした。
今日のテーマは中国輸入ビジネスと高額コンサルの必要性についてメスを入れていきたいと思います。
弟が中国輸入ビジネスのコンサル契約で40万払ったらしい。
— 秋葉悠一@休職4ヶ月目 (@reversal88) 2019年1月14日
お金に余裕があるならまだしもクレカフルローン。
既に仕入れ可能な余剰金はわずが3万しかないらしい。
そんな金払うなら仕入れに使えばいいのにと思いつつ、ノウハウ聞き出そうとする腹黒兄。
本記事の内容
・中国輸入ビジネスは儲けることができるのか
・高額塾やコンサル契約は副業をするために必要なのか
・悪質な情報に惑わされないためにできること
弟が中国輸入ビジネスの高額コンサルに契約した経緯について
弟のスペックについて
年齢:27才
職業:会社員(経理)中小企業で話を聞く限り結構なブラック企業。
結婚:既婚
学歴:大卒
特技:学生時代に台湾へ留学経験があり英語と中国語を話せる。が、仕事には全く活かされておらず。
コンサルを契約した理由は、実は私にも原因があります。
正月に弟と会った時に、せどりで利益が出たことを興奮気味に話したことがきっかけで、副業スイッチが入ってみたいで、自分でネットで色々調べて、語学留学でゆかりのある中国輸入に興味を持ちコンサルの契約したみたいなのです。
凄まじい行動力と決断力だなぁと関心はしたものの、こういうセミナーやコンサルって正直胡散臭くて、若干アレルギー反応起こしてしまうんですよね。
いや、正確には胡散臭くてもいいんですけど、果たして40万以上の価値があるのかが懐疑的なんです。
中国輸入ビジネスの実態
中国輸入ビジネス自体は至極全うな物販ビジネスではあります。
仕組みはせどりと同じで、中国のECサイト等から商品を仕入れて、日本のアマゾンやメルカリで販売して利益を得ます。
【中国のECサイト参考】
中国輸入ビジネスのメリット
・仕入れ値が安い
・代行業者が豊富なため語学力も不要で外注化しやすい
物価自体が日本より安く、割と距離も近いため輸送費も抑えることができことが一番の魅力でしょう。
現実的に、特にアパレル関連の衣類や靴など大半が製造コストの安い中国で作られた製品ばかりですよね。
中国語ができなくても、仕入れからFBAへの納品まで一貫して代行できる業者も数多く多数存在しており、自宅にいながら自分はリサーチだけ行い、商品をみることもなく、販売できることができる環境が作りやすいのはメリットと言えるでしょう。
中国輸入ビジネスのデメリット
・競合が多く飽和している
・偽物や不良品が多い
既に中国輸入の市場は飽和状態になっており、完全なるレッドオーシャンです。
故に、仕入れる商品も大体被ってしまうため、ライバルを出しぬくためには価格を下げることしかないんですね。
仮に安く仕入れることができたとしても、適正な値段で販売することができなければ思っていた以上に利益率が下がったり、何よりも不良在庫として抱えてしまう可能性もあります。
そして中国といえば偽物のメッカ。ブランド品を取り扱う場合にはかなり慎重になる必要がありそうです。
間違えて販売してしまった場合は、下手すればアカウントが停止され一発退場です。
ノーブランド品でも粗悪品や写真と違う商品が届くことも多いそうです。
中国輸入ビジネスはOEMが基本
OEM:ノーブランド品に自分のロゴをつけてオリジナルの商品として独占販売すること。
通常であれば、Amazonで販売するときには、既に存在している商品ページに相乗りして出品して、同一の商品に対して、複数のセラーがしますよね。
だから不毛な値下げ競争に巻き込まれないように、商品に自分のロゴなどをつけてオリジナル商品にしてしまい、独占販売するために、新たな商品ページを作って独占して販売するわけです。
そうすると、それは完全に自社製品として販売できるため、競合不在の独占販売となります。
でも結局は、競合者も同じようにどんどんOEM化していくので、相乗りにはならないものの、似たような商品ページが量産化されていくだけに過ぎず、価格競争は避けられず独占販売なんて甘い話ではありません。
この辺りはキーワードを商品ページを工夫することでAmazon内でも上位検索することができる手法もあるみたいです。
中国輸入を否定するわけではありませんが、稼ぐためには、ある程度ライバルとは違う仕入先を見つけたり、有利な価格で仕入れできる仕組み、また商品ページの写真や説明文などを工夫して差別化していかなければならないと思います。
40万円の高額コンサルの内容は??
・会員制の仕入れサイトや代行業者
・スカイプによるコンサル
・儲かる商品リスト
・仕入可否の事前判断
・仕入れ方法や基本的なノウハウ
ぶっちゃけ、物販って一撃必殺みたいな裏技ってないと思うんですよね。
1つの商品が何十個もバンバン売れていくというケースなんて本当にレアなケースだと思いますし、過去に売れた商品を教えてもらったところで稼ぐことなんかできません。
そんな商品がごろごろ見つけるようになるよ!と主張するようなことを言ってくるようであれば、信憑性なしと判断した方がいいです。
会員制の仕入れサイトや代行業者も結局のところ、コンサルの講師のキャッシュポイントになっている気がします。
かなり否定的なことを書いてしまいましたが、メリットとしては、分からないことがあればいつでも相談できたり、仕入れ可否の判断を事前にしてくれることろあたりかなって思います。
明らかに生き死にレベルの失敗を未然に防げますし、仕入れ判断の基礎を自分でコツコツ調べるよりも圧倒的に早く会得することができます。
また実際に稼いでいる人たちと繋がることで絶対稼ぐぞってモチベーションにも繋がり、1人でやるよりもビジネスをやる上での環境を提供してくれるのもメリットの1つでしょう。
結論:40万円あるなら仕入れに回すべし
ここまで中国輸入ビジネスと高額コンサルについて色々書きましが私の結論としては、40万円自分の力で調べて仕入れた方がよっぽど有効だと思います。
実際に弟の例で話すと、40万円は分割しているため、毎月6万近くの請求が来るため、仕入れ資金に充てるお金が3万円しかないそうです。
なぜ高額コンサルには借金してでもお金を払えるのに、仕入れにお金を使わないのか甚だ疑問ですが、物販ビジネスにおいては、ノウハウの大半は仕入れで学んでいくものだというのが私の考えです。
中には売れない在庫を抱えてしまったり、品番を間違えて仕入れてしまったり、思うような価格で売れなかったりと、せどり2ヶ月目の私でも嫌ほど経験しています。
それでも、そういった経験から学び取りながら次に活かして、自分なりの仕入れ基準や感覚を掴み取っていくものです。
ただし、高額なコンサル代金を支払ってもなお、仕入れ資金も十分にあって、稼ぐための努力も理解している人であるなら、おおいに有りだと思います。
逆に借金してまで契約するのは、絶対にやめておくべきです。
悪質な情報に惑わされないための自己防衛
・楽して稼げることを強調するのはNG
・信用できる運営者であること
副業をする上で、ノーリスクで楽して稼げるビジネスなんか有り得ないと思うべきです。
「ほったらかしで」とか「毎月勝手に・・」とか楽さを強調するようなコンサルは入るべきではないです。
コンサルの運営者や主催者の情報をしっかり念入りに調べることです。
・運営者自身そのビジネスで稼げているのか(コンサルや塾の収入ではなく)
・教えているコンサル生の実績に信憑性はあるか
・エビデンスはあるのか
・ブログなどの発信しているコンテンツはオリジナル性が高いか
薄っぺらいコンテンツだけで、高額塾へ入会させることだけが目的だけの悪質な運営者も現実的に多いです。
注意
過去の実績ではあてになりません。必ず直近でも利益を出しているかに着目しましょう。過去記事にも書きましたが月商なんて数字はいくらでも故意的に水増しできますからね。たとえ月商1000万でも1億でも無根拠です。
最後に・・・
高額コンサルを受けるか、否かは一概に決められませんが、契約するのであれば、それなりの努力と、資金がある程度余裕があることがマストだと思います。
またこちら側の心構えとしては、過信な期待を持たず、他力本願にならないことも重要です。
弟が契約した主催者自体は、割と評判の良い優良なコンサルで安心しましたが、コンサル代金がペイできるようになるのはいつになるんでしょうか。
兄弟揃って物販ビジネス頑張っていきますよ。
PS.物販2ヶ月目の初心者が生意気なこと言ってすみません・・。
長文でしたがお読みいただきありがとうございました。
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