【スピード婚】付き合ってわずか1ヶ月でプロポーズした話〜前編〜
こんにちは。あきばです。
ここ最近は激しく副業に打ち込みまくり、ブログの内容もお金のことばかりだったので、息抜きに妻との出会いについてまったり書きたいと思います。
初めての出会いは職場
初めて出会ったのは、3年ほど前です。
私はその頃大阪の部署で、チームリーダーとして20人程度のチームを束ねて、偉そうに振舞っておりました。
チームは6チーム程ありますが、指導はとても厳しく、暴言まがいなことも言っていたため、不動の配属されたくないチームNo1でした。
(マジで猛省しています)
そんな中、残念なことに私のチームへ派遣社員として配属されたのが今の妻です。
とても優秀で手がかかることなく育っていき、感心したものの、異性としての対象ではありませんでした。
どちらかというと綺麗なタイプですが、感情がなく無機質で機械的な印象を持った気がします。
内心は他のスタッフを怒鳴り散らしている私を見て、心底恐怖に震えていたそう。
上手くいかない恋愛の連続と非リアな日々
私は決してモテる方ではなく、どちらかというとかなり恋愛下手です。
好きになっても断られることが怖くて積極的に行けず、かといって言い寄られるほどの魅力もないので、何年間もまともな恋愛をしたことはありませんでした。
彼女は常に欲しかったですし、結婚もしたいと考えていました。
休みの日はコンパや婚活イベントに行ったり、友達に紹介してもらったり、出会い系にも手を出してみましたが、どれも上手くいかず。
デートにこぎつける前に連絡が途絶えてしまったりすることが多かったです。
それでもなんとなく雰囲気的に付き合ったりすることもありましたが、お互いしっくりこずに全ては短命に終わりました。
年を重ねるごとに、身の回りの友人は結婚し、だんだん取り残されていく感覚に強い焦り感じたのを覚えています。
そんな非リアな毎日を送る私にとって、自分を評価し認めてくれている仕事、会社こそ全てだと思うようになります。
男としての自信を保つためには、それしかありませんでした。
いつか出世して行けば、いつかは自分の理想のパートナーと出会い結構できるだろうと。
総合職社員への合格と異動
妻は私のチームに配属されてから半年も経たずして、違うチームへ変わりました。
部署自体は同じなので、仕事を通じてコミュニケーションをとることは多かったです。
思考回路が似ているためか、指示する前には既に終わらせていたり、一言の指示で大体の意図が伝わるので、とても仕事では助けられました。
真意としては怒られないように必死だったそうですが・・。
私の会社では、1年に1度一般職から総合職社員へキャリアアップするための昇格試験が行われています。
受かるのは2割程度と難関ですが、高卒で何も資格やキャリアのない私でも、大卒と同じくらいの平均年収と待遇を得ることができます。
まさに私にとってこの試験を受かって、一発逆転することが何よりの目標でした。
試験は三次試験まであります。
仕事が終えた後も休日も、遊ぶことなく勉強して試験を迎えました。
そして、なんと試験は一発で無事合格。
念願だった夢を掴み取り、同時に東京本社の統括部署への異動が決まり、歓喜に溢れました。
微妙な妻の反応の本音
合格したことを、上司や部下は心から喜んでくれました。
大阪では8年間同じ部署で働いていたため、それなりに人望もあり、会社へも貢献していたと思います。
異例のケースだったため、若手社員からも目標とされ、とても嬉しく、自尊心が満たされました。
そんな中、妻だけは浮かない反応だったことに何となく違和感を感じましたが、その本心に恋愛下手で鈍感な私には気付くことはできませんでした。
業務の引き継ぎと連日の飲み会
2月下旬に合格通知と異動の発令がほぼ同時に出されて、3月1日から東京で着任という超ハードすぎるスケジュールでした。
新居の契約から、引越し業者の手配、管理会社や公共料金の契約等々をわずか10日間程度で行わなければならないのに対して、職場の仲の良かった同僚や上司とは毎日のように飲み会三昧です。
仕事は普段通り行いながら、合間に引き継ぎをしていかなければなりません。
引き継ぎの部分が本当に大変で、何年間も私一人でやってきたことが多すぎて、教えることが困難なのです。
業務の数値管理をするExcelの計算式などは、自分でも解読不明なくらい煩雑で暗号化されていました。
このとき心底「仕事を属人化しろ」と行っていた上司の一言が腑に落ちましたね。
自分がいなくても当たり前に回る仕組みを作ってこそ有能なのです。
そんな困難な状況で私の居なくなった後、僅かな時間で引き継ぎ、同じレベルの仕事が期待できるのは妻しか頭に浮かびませんでした。
それからは毎日のように遅くまで残り、仕事を教えて、ときにはそのまま近くの居酒屋で終電ギリギリまで、飲み明かしました。
この飲み会が結婚することになった大きなきっかけでした。
芽生えた恋愛感情(?)
接する時間は一気に増え、妻のプライベートな一面を知りました。
好きなアニメやブランド、集団行動が嫌いなこと、TVやニュースを全く見ないため芸能人がわからないこと、仕事の考え方など価値観が似ていました。
聞き上手で、話していてとても気分が良いのです。
仕事の面だけを見ると感情がなく無機質なイメージでしたので、異性として捉えることができませんでしたが、こうやってくだけて飲んでみると「感情豊かで、ドジな一面もあたりして可愛いやつだなぁ」なんて思うようになりました。
しかし、妻にはその頃には同棲している彼氏がおり、私も数日後には東京へ断つ身でしたから、深追いはせず、あくまで優秀な部下と上司の関係を保つことにしました。
長くなりましたので、前半と後半を区切ります。
次回はまたいつか東京へ行った後でのプロセスについて書きたいと思います。
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